こんにちは!会社の圧力に屈した”さらぱん”です。
突然、異動を命じられたんですけど
すぐに返事しちゃダメだよ
- 転勤・異動したことがない人
- 転勤・異動を言われるとびくびくする人
- 会社の実態に興味がある人
それでは、あなたに準備しておくべき心構えについてアドバイスします。
転勤・異動という根強い文化
昔までは、男性が働き、女性が家事、育児を分担する家庭が多かった。
しかし現在の社会は、夫婦ともに働く共働きをする家族が増えてきました。
時代が移り変わってるが、多くの企業(特に昔ながらの大手企業)で遠距離の異動、出向という文化が未だに根付いています。
企業の言い分として、異動させることで本人のスキルアップすると勘違いしています。
なぜなら上司が若かった頃はそれが当然だと思い、そして自分が昇進した経験により、異動は昇進への通行手形と勘違いしています。
実体験からのアドバイス
それでは、私が経験して分かったアドバイス5つを説明します。
アドバイス① その場で返事をしない
もし異動と言われたら、そこで返事をしない方がいいです。
もし「はい」と言えば、異動の手続きが始まり後には引き返せないからです。
一方「いいえ」と言えば、上司からの心象が悪くなります。
よく考えるとわかるが、会社の組織構成はピラミッド構造となっている。
上司にはさらに上の上司がいる。
ここでは、課長の上司は部長と置き換えて説明すると、課長が部下を説得できなければ、課長の評価が下がる。
課長も家庭を守る立場から説得するのに必死です。
つまり、異動の打診を受けたら、「家族と話し合います」というのが正解です。
アドバイス② 面談内容をボイスレコーダーに録音する
上司は、異動に対して「はい」と言わない部下に苛立ちます。
上司は理性を失い失言をすることが多々あります。
上司も同じ人間ですから。
そこで、活躍するのがボイスレコーダーです。
後々言った言わないの水掛け論にならないように一言一句録音しておきましょう。
失言の例として、「会社なんてやめてしまえ!」、「会社に必要ない人間だ!」、「明日から会社に来なくていい」などです。
今後の面談を有利に進めていくうえで、役に立ちます。
大企業では、パワハラ専用窓口が設けられていますのでそこに相談する。
また労働基準監督署に提出することをちらつかせれば、上司も強気に攻められません。
アドバイス③ 家族に伝える
すぐに家族に伝えましょう。
私がやったアクションとして、様々なパターンのライフスタイルをシミュレーションしてみることです。
例えば、家庭の収支の計算、月何回家に帰れるか、日々の連絡方法、長期連休の過ごし方。
また、配偶者が仕事を辞めて、収入が大きく減ってしまう場合、それでも生活できるかどうか。
自分本人が悩んでいても、なんの解決にもなりません。
人生終わるまで過ごすと決めた伴侶なら、きっといい解決策を見いだせるでしょう。
アドバイス④ 会社の規則を徹底的に調べる
妻の勤め先に子どもが小さければ育児休暇、夫の異動先に事業所があればそこに異動できないかなど会社の規則を確認してみるのもありです。
また、夫の会社でも単身赴任手当、住居手当、帰省交通費などいくら補助されるかも大切です。
なお、会社規定の補足にもしっかり目を通し、もしわからなければ、上司または経験者に確認するのも良いです。
補助金を加味しても、家計が大赤字なら異動は断った方が良いです。
アドバイス⑤ 上司からのおいしい話には気を付ける
上司からおいしい話には気を付けましょう。
例えば、帰任したら昇進させるなどです。
もしあなたが帰任したころに、その上司は同じポジションのままでしょうか?
課長なら数年後には部長になってるかもしれません、もしくは他部署に異動しているかもしれません。
また、たまたま同じ上司がいたとしても、会社の業績が良くないから上げられないなど、様々な言い訳を言ってきます。
上司はあなたの家庭なんて大切に思ってくれません、上司は自分の家庭を守るのに必死なのです。
(まとめ)自分の人生に合った選択をする
あなたは何を目的に会社で働いてますか?
お金を稼ぐため?生活するため?
なぜお金を稼ぐ必要があるのでしょうか?
転勤をすれば、3年や5年以上帰ることはできません。
一度、自分・家族の人生に合った選択なのか考えてみてください。
もしそれが合っていないのなら、断った方がきっと良い選択になるでしょう。
その選択がたとえ昇進できなくても。
ブロニー ウェア著の”死ぬ瞬間の5つの後悔”という本には、「自分に正直な人生を送れば良かった」とあります。
人生は1回きりです。無理して会社にしがみつく必要ありません。
後悔しないように人生を送りましょう!