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通貨、現金って何がちがうの?
難しい言葉を知ってるね。
今回は、「通貨」について小学生でもわかるように説明するよ。
通貨とは
お金って、物やサービスを交換するために使うものだよ。各国や地域で認められていて、その地域の経済活動を支えているんだ。
お金には大きく分けて3つの役割があるんだ。
- 物を買うための道具
- おもちゃやゲーム、お菓子を買うときに使うのがお金だよ。
- 物の価値を計る道具
- おもちゃやゲーム、お菓子がどれだけ価値があるのかを表すのもお金の役割だよ。これがあるから、リンゴ1つとビデオゲーム1つでは価値が全然違うんだってわかるんだ。
- 将来使うために貯める
- お年玉やお小遣いを貯金箱や銀行に入れて、後で何か大きなものを買うために使うこともできるんだ。
そして、お金は各国ごとに違う特徴があるよ。アメリカはドル、ヨーロッパはユーロ、日本は円、イギリスはポンドというように、各国で名前や形が違うんだ。
お金の価値は、人々がどれだけそのお金を欲しがるか(需要)と、どれだけそのお金があるか(供給)によって変わることがあるんだよ。これは外国のお金と交換するときに特に重要で、その交換の割合を為替レートって言うんだ。
お金は、私たちが生活するうえでとても重要な存在なんだ。物を買ったり、価値を計ったり、貯めたりするために、私たちの生活には欠かせないものなんだよ。
通貨と現金の違いって?
通貨と現金の違いを説明するね。
通貨は、ある国や地域で使われるお金全体のことを指すよ。日本で言えば、円(¥)が通貨になるんだ。円は紙幣だけじゃなく、コインや電子的に移動する銀行口座の中のお金も含むよ。通貨はその国や地域の政府や中央銀行が管理していて、物やサービスを交換する時の基準になるよ。
一方、現金は、手に持つことができる物理的なお金のことを指すよ。紙幣とコインを合わせたものだね。たとえば、1000円札や500円玉なんかがそれに当たるよ。財布に入れて持ち歩けるし、直接手渡しで人から人へと渡すことができるよ。
だから、全ての現金は通貨の一部だけど、全ての通貨が現金とは限らないんだ。電子マネーやクレジットカードで動くお金も通貨の一部だけど、これらは現金ではないよね。
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