普通借家に比べて定期借家の方が安くてお得!
ちょっと待って!!
大家のさらぱんが答えるよ。
引越し回数が増えて、逆に引越し代がかさむかも。。。
また、転勤や親の介護で急な引っ越しがあるかも。。。
気をつけるべきポイントはいくつもあるよ。
定期借家とは
定期借家は、一定の期間(通常数年)にわたって賃貸物件を借りる契約形態です。この契約では、期間が終了すると契約は自動的に終了し、借り手は物件を明け渡さなければなりません。また、定期借家契約の期間中は、基本的には契約を解除することができません。
この契約形態は、オーナーと借り手双方にとってメリットがある場合があります。たとえば、オーナーは将来的に物件を使う予定がある場合、一時的に賃貸として提供することができます。借り手にとっては、しばらくの間、安定した住まいを確保できるというメリットがあります。ただし、契約期間のフレキシビリティが制限されるため、慎重に検討する必要があります。
危ないポイントを5つ紹介
定期借家契約にはいくつか注意すべき点があります。
1.契約期間
契約期間は固定されており、途中で解約するのは難しいです。自分の生活スタイルや将来の予定に合った期間で契約するか慎重に考えましょう。
転勤や親の介護で急な引っ越しが発生するかも!?
逆に居住期間が伸びてしまった場合、他の物件へ引っ越ししなければなりません。
2.更新の可否
定期借家は基本的に契約期間が終了したら終了ですが、更新が可能な場合もあるため、契約前に確認してください。
更新できるからといって安心してはいけません。
普通借家に比べ、定期借家は借主(住む人)に不利な条件(賃料が大幅にアップなど)になりやすいです。
3.敷金・礼金・管理費
敷金や礼金は通常の賃貸契約と同様にかかることがあります。しかし、定期借家では敷金の取り決めが異なることがあるので、契約内容をよく理解しましょう。
また、管理費が他の物件に比べ異常高い場合、危ない物件の可能性があります。
例えば、賃料が安く管理費が異常に高い場合、大家が不動産会社に支払う管理費を渋っている可能性があります。
このような場合、大家がお金にがめつい可能性があり、金銭面でのトラブルに発展しやすいです。
4.家賃滞納は退去しなければいけない
定期借家は、更新条件に納得できない、家賃を払い忘れてしまった場合、退去させられる可能性があります。
逆に普通借家は、もし上記のようなことがあっても退去しなくても大丈夫です。
大家への迷惑になるので、なるべくやめましょう!
借主(住む人)に不利な条件になります。
5.設備の不備に対応してもらえない
取り壊しが決まっている物件だと、大家としては新たな設備投資はしたくありません。
借主としては、不満が残るかも知れません。
リノベが決まってる物件の場合、設備が壊れかけている可能性がある
これらの点を注意深く考慮することで、定期借家契約が自分のニーズに合ったものであるか判断する助けになります。
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